卒業生の声 vol1.「とりあえずやってみようで広がる進路」

Nさん
卒業生の声 vol1.「とりあえずやってみようで広がる進路」

「とりあえずやってみよう」
プログラボで身につけたこのマインドが、Nさんの進路を広げてきました。
当初はシャイだった生徒が世界大会のステージに立ち、今度は教える側へー
自身の経験や、学生時代に取り組んできた理系の女性活躍推進の活動を通して、 学ぶ人の選択肢を広げようとしています。

プログラボでのロボットプログラミングをきっかけに、高専へ進学し、現在は教育分野を目指しています。
世界大会への挑戦や試行錯誤の経験を通して、「考え方」を身につけてきました。

その学びは今も学校生活や活動に活きており、将来は、“知識がどう役立つのかが実感できる授業”ができる先生を目指しています。

WRO®のオープンカテゴリーで世界大会に出場
Nさんのチームが開発したロボット「スマートデリバリーシステム」荷物の再配達問題の解消に取り組んだ

— プログラボに通い始めたきっかけはなんでしたか?

Nさん

Nさん

母が体験会に連れていってくれて、そこでロボットを動かす体験をした時に楽しいと思ったのがきっかけです。

— 当時、ロボットプログラミングのどこに面白さを感じていましたか?

Nさん

Nさん

ロボットを動かすとき、1回で成功することはありません。失敗をもとに、どうやったら成功するかを考えて、試行錯誤して、成功した時の達成感が、通い続けた理由だと思います。

— Nさんは今、高専(高等専門学校)で学んでいると聞いています。今の進路に進もうと思ったきっかけは何ですか?

Nさん

Nさん

プログラボに高専出身の先生がいて、そこで初めて高専という学校を知りました。 また、中学3年生の時にWRO®(ロボットコンテスト)に出場した時に取り組んだテーマが環境問題やエネルギー問題で、それについてもっと学びたいなと思ったので、高専に進学しました。

— どういう専攻のところに進んだんですか?

Nさん

Nさん

電気電子系の専攻です。

— 学校では、どんなことを学んでいるんですか?

Nさん

Nさん

実習では4足歩行のロボットを動かしたり、講義では電気・電子回路や半導体デバイスについて勉強したりしています。

— 今の学校での活動は、プログラボとの経験とつながっていると感じますか?

Nさん

Nさん

全体として、繋がっている面が大きいと思います。
プログラミングに関しては、言語の書き方は違っても、考え方は同じところが多いと思います。 新しい技術を学校で学ぶときも、「プログラボでこれやったな」と思い出すことがよくあります。
また、ロボットやプログラムを改良して試行錯誤する経験を通して、考え方の部分が養われたんじゃないかなと思います。 プログラボではロボットを通した経験でしたが、今はそれ以外にも、たとえば、学校で関わるイベントがひとつ終わったあとに、次はどうすればより良くできるかを考えるようになりました。

— プログラボの活動で、何か印象に残っていることはありますか?

Nさん

Nさん

やっぱり一番は、WRO®のオープンカテゴリーで世界大会に出場したことです。

— 2019年の世界大会に、中学1年生で出場されたんですよね。なぜオープンカテゴリーに挑戦しようと思ったんですか?

Nさん

Nさん

それまでにレギュラーカテゴリーに2回出場していたんですけれども、なかなか結果を残すことができなくて。 レギュラーカテゴリーは、ロボットを一度スタートさせたら、あとは任せるしかありません。 一方でオープンカテゴリーは、自分たちでテーマや仕組みを考えてプレゼンする競技なので、 自分たちが頑張ったことをより発揮できる場として、オープンカテゴリーに挑戦しました。

— 実際に挑戦してみてどうでしたか?

Nさん

Nさん

本当に初めてのことが多かったので、かなり苦戦したと思います。

— 難しかったことや大変だったことはありますか?

Nさん

Nさん

何を作るかというアイデアを出して決める段階も大変でしたし、それをどう形にするかも難しかったです。 レゴ以外のものも使えるからこその難しさがあったかなと思います。

— 挑戦してみて、挑戦する前と比べて自分が変わったと感じるところはありますか?

Nさん

Nさん

プレゼンを練習する機会が多くあったので、自分たちの作品について、相手にわかりやすく伝える方法を考え発表する力は、身についたと思います。

— 昔は割とシャイだったと聞いていますが、変化は感じていますか?

Nさん

Nさん

はい、そこから本当に変わったと思います。

— そういった経験が、今に活かされたと思う場面ってありますか?

Nさん

Nさん

今も高専でいろいろなコンテストに出場していて、直結していると思います。

— 今はどんなコンテストに取り組んでいるんですか?

Nさん

Nさん

理系の女子活躍推進をテーマにしたコンテストに取り組んでいます。 理系の女子学生と社会人が繋がるネットワークや、学校現場での理系体験の重要性などに関して発表しています。

— プログラボで出会った仲間と一緒に活動してみて、どうでしたか?

Nさん

Nさん

学校や学年も違って、価値観や考え方も違う人たちと一緒に取り組む経験を、小学生・中学生の時からたくさんできたことは、今に活きていると思います。

— 他のロボットコンテストで副リーダーをしていたと聞いていますが、印象に残っていることはありますか?

Nさん

Nさん

チームを俯瞰して見るというか、一歩距離を置いたところから見るようにしてね、と先生に言われていたので、それを意識していたのかなと思います。

— プログラボの先生についてどういう風に感じていましたか?

Nさん

Nさん

悩んだときに、すぐ相談できる存在でした。 プログラボの先生は自分という存在を見てくれているというか、自分のやりたいことを尊重してくれると感じていました。

— Nさんは次のステップとして、教育分野に進まれると聞きました。新しい挑戦について想いをきかせてください。

Nさん

Nさん

高専の2年生の時に「トビタテ!留学JAPAN」という文科省の留学制度を使って、アメリカに3週間ほど行きました。 その時、日本で理系分野に携わる女性が少ないことをテーマの一つにしました。
日本に帰ってきて、今まで自分がやってきたことをもとに、社会に還元できることはないかなっていうのを考えて、高専の女子学生の団体に所属をしました。
その団体では、小中学生向けの理系の体験教室を行っていて、 そこで教えるというところに初めて興味を持ちました。
「質の高い教育」について調べたことをきっかけに興味が広がり、教育免許をとって中学校で技術を教えたいなと思いました。

— こんな先生になれたら、というイメージはありますか?

Nさん

Nさん

技術・家庭は実際に手を動かす実技教科なので、学んだ知識が物をつくるのに活きている、というのが伝わるような授業ができたらいいなと思います。

— 最後に伝えたいことはありますか?

Nさん

Nさん

やっぱりやってみないと分からないから、とりあえずやってみようという気持ちが大事だと思います。 失敗しても大丈夫だから、とりあえずやるという、そういうマインドは、本当にプログラボで身につけられたなと思っています。 そういう経験があったからこそ、今も学校でもいろんなことに挑戦しようと思えていると思います。

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