わいず倶楽部×プログラボ「ロボット作りとプログラミング 入門コース」開催
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わいず倶楽部とプログラボのコラボレーションイベント「ロボット作りとプログラミング 入門コース」が2024年10月8日(火)読売大阪ビルにて開催されました。
わいず倶楽部とは、50歳以上の方の「地域や社会にかかわり、人生を充実させたい。新しいことに挑戦したい。」を応援する読売新聞大阪本社の会員組織です。
応募者多数のため当初の予定を変更して、午前の部と午後の部で2回入れ替え制となりました。大人向けロボットプログラミングイベントは希少とのことで、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
「孫が小学校でプログラミングを学んでいるので興味を持った」「プログラミングを通して論理的な考えを身に着けたい」など応募動機も様々で、女性参加者の割合が多いのも印象的でした。
今回のイベントのためにプログラボが特別編成した「入門コース」は、専門的な知識や技術の習得ではなく、「ものづくり」の楽しさや、課題を解決するために必要な考え方を学ぶことを目指しております。
講師はプログラボで子ども向けだけではなく、企業様向けAI研修等も行っている原田講師が担当。
この記事では午前の部の様子をレポートします。
10:30
イベント開始
はじめにわいず倶楽部よりご挨拶後、講師からプログラボの簡単な紹介があり、いよいよロボット制作をはじめます。今回使用したのは教室で子ども達も使っている、教育版レゴ®マインドストーム®EV3キットです。まずは、火星探索ロボットをつくり、プログラミングをして動かすミッションに挑戦します。
普段の教室の子どもたちなら「わちゃわちゃ~」となってしまうところですが、そこはさすがに大人、慎重に丁寧に組み立ててくださりました(笑)
組み立て時にロボットが壊れないか心配になり何度も確認される方もいましたが、ロボットキットはレゴⓇブロックですので、組みあがってしまえば簡単に壊れることはありません。
火星探索ロボットをつくった後は、プログラミングを行いロボットを動かしていきます。
今回は「入門コース」のため、はじめてプログラミングに触れる方にも理解しやすい「ビジュアルプログラミング言語」でロボットを制御します。
ロボットが動いたとたん、参加者から「わっ」と歓声が上がり、ここは大人も子どもも同じで、やはり自分がつくったものが動き出す楽しさは老若男女関係ありませんね。
ミッションの内容は、ロボットが走行するコースシート上に描かれた「地球」を出発して「火星」に到着するというもので、そのための動作をプログラミングしていきます。
どのようにロボットを動作させるか、参加者がそれぞれで考えます。
皆様自由にプログラミングされていて、動作も個性が出ていました。
一番初めにプログラムを完成されたのは80代男性参加者で、「地球を出発して、火星に到着する」というミッションだけでなく、往復して「火星から地球に戻ってくる」動作も短時間で習得されていました。
12:30
イベント終了
完成したロボットの写真・動画撮影は自由ですので、皆様ご自身のスマートフォンで思い思いに撮影されていました。最後にプログラボの入門コース修了証と辰年にちなんだペーパークラフトのお土産を参加者にお渡ししました。
イベント参加者の皆様、当イベントにご参加いただきありがとうございました。
今後も定期的に大人向けのロボットプログラミングイベントを開催する予定をしております。またのお越しをお待ちしております。
わいず倶楽部
https://ysclub.yomiuri.co.jp/