WRO2019 Japan決勝大会

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8月25日(日)、関西学院大学総合体育館にてWRO2019 Japan決勝大会が開催されました。

プログラボからは、各地の予選会を勝ち抜いた計17チームが出場し、うち2チームが11月にハンガリーで開催される国際大会に出場することになりました!

結果は以下の通りです。
【オープンカテゴリー】 優秀賞(国際大会出場)
【中学生エキスパート】 第3位(国際大会出場)
【中学生ミドル】 優勝
【小学生ミドル】 第3位

どのチームも全力を出し切って頑張りました!以下は出場チームコーチのコメントです。

●プログラボ綾瀬 豊田室長
東京のプログラボから初めて決勝大会に勝ち進んだ綾瀬校のみかんロボットチーム。
東京予選会、選考会の計4回すべてをクリアしてきた二人、一回目の競技で大会通じて初めてのリタイヤに動揺を隠せない様子でした。
「本番に弱い」という課題を抱えたみかんロボットチームにとって、二回目の走行での一発勝負は非常に重く、今までの彼らならプレッシャーに押しつぶされていたように思います。
しかし、これまでの大会や練習で技術も心も大きく成長したみかんロボットチーム。
表情は硬くとも慌てることなく、普段通りの調整を行い今まで苦手としていた一発勝負に見事勝つことができました。
目標に掲げていた全国優勝を成し遂げた二人は笑顔満開、成長した姿を見せてくれました。
生徒が保護者やコーチの手を離れ、すべて自分で対応しなければならないというWROのルールは生徒たちを見違えるほど大きく成長させてくれました。
また来年も決勝大会に出場できるよう、これまで以上に楽しい教室にしていければと思います。

●プログラボ千里中央 延命寺室長
濡縁はあれど夏草身に迫る(誓子)

千里中央校からは、レギュラーカテゴリー4チーム、オープンカテゴリー2チーム、計13名が全国大会の舞台に立ちました。
ミドル競技に出場した『NGC』『貴竜2』『かがやくラッキー』は、それぞれ苦戦しながらも大阪代表の名に恥じない堂々たる戦いぶり。
エキスパート競技では、中学生コンビ『SSMJ』が見事なサプライズ対応で、2年連続全国大会出場を果たした実力を証明しました。
そしてプログラボとして初の挑戦となったオープン競技では『AR+』『N&N Travelers』が、いずれも独創的なアイデアで多くの観客を魅了しました。

夢を実現するチカラ、ここにあり。

●プログラボ香里園 丸岡室長
プログラボ香里園からは、小学生ミドル1チームと中学生ミドル1チームが出場しました。
小学生チームは、予選会選考会で不本意な成績で終わり、「大阪予選会でリベンジして決勝大会に出場する!」という熱い気持ちを持って練習を続けました。
その結果、1位で大阪予選会を突破し、決勝大会出場の切符をつかんだガッツあるチームです。
中学生チームは、意見の対立や方向性のブレから決勝大会前日まで、ロボットの機構やプログラムなどの試行錯誤をしていました。
時間のない中で大丈夫かと心配な気持ち反面、このチームは大丈夫だろうという妙な安心感も抱かせてくれる不思議なチームでした。
両チームともに、最初こそ緊張していた様子でしたが、全力で頑張っている姿に感動しました。
思うような結果は出せず、悔しい思いをしましたが、「この悔しさを来年のエキスパートで晴らす!」と来年に向けて動き出しています。

●プログラボ夙川 若田室長
夙川校から今回の決勝大会には小学生、中学生、高校生の6チームで挑みました。
中でも中学生チームは昨年小学生で決勝大会に出場しましたが、惜しくも国際大会出場を逃し、今回は兵庫予選の段階から全国を意識したロボット設計を行い、兵庫大会を優勝し、再び決勝大会へチャレンジしました。
本番1回目では満点ゴールをしたかと思いきや、わずかゼロコンマ数秒のタイムオーバー。
そして運命の2回目で見事満点ゴールを果たして3位に入賞!国際大会へ進出することが決まりました。
どんな苦難も乗り越えて、悔しさをバネにして1年越しで勝ち取った国際大会への挑戦権を手に、ここから新たなチャレンジの始まりです。

●プログラボ宝塚 原田室長
宝塚からはチーム「LEGO RUN」が、ミドル競技小学生部門で決勝大会に出場しました。
調整中にコース台からロボットを落下させ壊してしまった時はハラハラしましたが、慌てずロボットを組み立て直し、1回目の競技後にはサプライズルールの攻略法も見つけ、結果全国3位という素晴らしい成績を残すことができました。
予選会から続く日々の中で、それぞれに成長していく姿を見ることができて、先生は本当に嬉しかったです。おめでとう!!

●プログラボ学園前 藤内室長
学園前からは、ミドル競技小学生部門で1チームが出場しました。
当日はサプライズにも対応し、調整時間では満点も取れていましたが、惜しくも本番はうまくいきませんでした…。
しかし、競技終了後、生徒たちが私に最初に言ったのが「楽しかった!」という言葉でした。
奈良大会よりもはるかに大きな会場で多くのチームに囲まれてもこの場を楽しめたみんなに目を見張りました!
この経験はみんなにとってかけがえのないものになると思います。
これを糧にこれから頑張って、またこの場所に帰ってきてほしいと思います。いや、帰ってきてください!!