WRO2019 東京公認予選会&プログラボ内選考会

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7月14日(日)東京予選会へ出場するためのプログラボ内選考会が、翌週7月21日(日)には東京予選会が開催されました。

7月14日(日)、JR中央線の武蔵境駅前にある武蔵野スイングホールにおいて、東京予選会へ出場するチームを決めるプログラボ内選考会を行いました。

綾瀬校、葛西校、TAC中野校、武蔵小金井校の4校から、79名・39チームが集まり、今年も白熱した競技が繰り広げられました。

昨年に続いて2回目の参加となる生徒、今年が初参加でちょっと緊張気味の生徒と様々でしたが、昨年よりも難しくなった競技内容で少しでも高得点がとれるよう、各チームとも時間ギリギリまで調整を頑張っていました。

プログラボ内選考会の結果、東京予選会への進出は以下の通りとなりました。
 ・小学生ミドル競技…武蔵小金井校より4チーム
 ・中学生ミドル競技…綾瀬校より1チーム、武蔵小金井校より1チーム
 ・中学生エキスパート競技…武蔵小金井校より1チーム

翌週7月21日(日)、東京の蒲田にある日本工学院専門学校において、東京予選会が開催されました。プログラボからは7チームの出場です!(※東京予選会は選考会の参加チーム数によって出場枠数が決まります。)
以下、出場教室のコーチよりご報告します。


■綾瀬校
昨年の10月に開校したばかりの綾瀬校は今年が初めてのWRO大会参加です。
その中でもミドル競技でプログラボ内選考会を勝ち抜き、東京大会に出場した「みかんロボット」チームは2月のプログラボ祭りで思う結果が出なかった悔しさを胸に、掲げた目標は全国大会出場です。

プログラボ内選考会は満点と大変良い結果でしたが、みかんロボットチームの満足度は今一つ。すぐさま1週間後に控えた東京大会に向けて理想のプログラミングにするべく、コースのクリアタイムやアームの動き、ライントレースの精度等、選考会で課題に感じた部分を見直し、真摯に調整に取り組む姿勢には高い目標への強いこだわりが垣間見えていました。

迎えた東京大会当日。
他のチームの苦戦をよそに、みかんロボットチームは早いペースで調整を進め、順調にプログラミングを仕上げていきました。また、当日出題されるサプライズルールにもしっかりと対応。調整中は終始非常に落ち着いた様子でした。

そして調整時間が終わり、緊張の競技時間。
走行の順番が最後だったこともあり、多くの観客が見守る中の競技。
競技の結果は1回目、2回目ともに110点でした。
残念ながら本番ではサプライズルールを成功できませんでしたが、あと数センチという非常に惜しいところまで持っていくことができました。

結果は見事、東京大会優勝。全国大会出場への切符を手に入れ、ピットから戻ってきた生徒たちは見違えるほどに逞しくなったように感じました。

努力に対して望んだ結果が出ることは大変うれしいことです。
自分たちが決めた目標にこだわり、妥協せずに最後までやり抜いたことは今後の人生の財産になると思います。全国大会でも調整に磨きをかけ、純粋により良いプログラミングができていくことを楽しみながら自分の可能性に挑戦してみてほしいです。(豊田)


■武蔵小金井校
武蔵小金井校から東京予選会へ出場するのは6チーム。東京予選会では、全国大会と同様、急遽ロボット作りから行うこととなり、大会前日までバラバラのパーツを組立てる練習に集中しました。

東京大会当日。練習通りロボットを組立てた各チームは、試走でトライ&エラーを繰り返し、最後まで細かなプログラムの調整をして競技本番に備えました。

2回の競技を終え、武蔵小金井校のチームは輝かしい結果を残してくれました!
     ・小学生ミドル競技…優勝 「KKⅡ」チーム
     ・中学生ミドル競技…準優勝 「MSK023」チーム
     ・中学生エキスパート競技…準優勝 「MSK635」チーム

惜しくも全国大会出場は逃しましたが、出場した6チームのメンバーたちの大舞台でも臆さずに挑む姿は、とても大きく、頼もしいものでした。

大会への取組みを通じて、チームで一つひとつ決めながらゴールへ進んでいく姿勢、そこで一人ひとりが感じた思いや感情は、これから生徒たちが挑戦する全ての物事の一助になると信じています。
プログラボがそういった経験の出来る場であり続きられるよう、これからも務めていきます。(小野)